【血のり6500ℓ】
NETFLIXに来てたので鑑賞。往年の名作がどう味付けされたのか。
シリーズものですが今作からで問題なかったです。
ここ最近見たホラーで一番怖かった。
スリラーとしてのバランスも非常に良くて、こういうのこそ映画館で観たかった。
なんで劇場公開ないのよ。
『死霊のはらわた』をことごとくフリにしていて良かったです。
死霊目線映像で始まり、いきなり死霊が誰かに乗り移るのかと思いきやドローン。
早速鑑賞者を裏切ってきます。一旦落ち着こう。まだあわてるような時間じゃない。
物語が進むと舞台がコテージに移るのですが、登場人物も事前情報もほぼなし。
これで主人公に感情移入出来るのかと思いつつ見てたら、いつの間にか登場人物全員死んで、フリーザ様みたいなポーズした人と共にタイトルバックドーン。
”EVIL DEAD RISE”
マジで何が起きたのかわからなかったです。
まぁここまではオマケみたいなもんです。
実はコテージが舞台ではなく、物語は一日前に戻ります。
良い作り方してる。ワクワクが止まらなかったです。
今作はマンションを使ったワンシチュエーションで、マンションパートでは血祭りに次ぐ血祭り。
バイオハザードよりバイオハザードしていました。
ワンシチュエーションとは思えない恐怖量ですし程よくビビれました。
グロ描写もたっぷりじっくり見せてくれます。
特にとある棒の使い方が嫌でした。
使う相手も使い方も間違ってはないけど、、、みたいな感じです。
今作はオリジナルよりも胸糞映画です。
お母さんを殺すしかないというのだけでも辛いのに、中盤からとある事がきっかけでそうでなくなっていきます。
ラストはどっちの選択をしても地獄です。
たまには胸糞映画接種しとかないとね。
胸糞映画観たい方は是非。
【その他メモ・独り言】
・血だらけエレベーターはシャイニングかな？
・序盤の伏線回線もお見事。
