「世界中が疲れてる」という台詞が印象深いです。
瀕死の地球に降りてきたジギー、その姿はまさに救世主でありオアシスであったのだろうと思う。
いつでもジギーのような人物が必要です。
他人に入れ込むことで我を忘れる心地良さはまるで中毒だけど、一方で自分の助けになるのでしょう。
正直に、映画としては何とも言えず面白くはないが、ボウイ史をそのままに描いている感じで良いなと思います。
壮大なボウイの歴史からみると、ほんの僅かで地味な時間を描いているのかもしれない。しかしいかようにしてジギーが誕生したのか、この映画では地球上で重大な出来事を描いているとも言えそうです。
顔面は難しいが、話し方が似ている。