Misakey

手紙と線路と小さな奇跡のMisakeyのレビュー・感想・評価

手紙と線路と小さな奇跡(2021年製作の映画)
4.4
単線を道代わりに生活する天才男子高校生がトラウマを乗り越え駅を作るハートフルコメディ風映画。

2日続けてイソンミン。何でもできる天才だなぁ。

韓国映画に求めていたものがここにある、と言いたくなる感涙もの。
なんというか、ノリがコメディなのに泣かせにかかるこの感じ。
脚本が抜群に良い。
後半涙がこぼれっぱなし。

イム・ユナが手紙をのぞき見して、ばれた時に自分の名前を言って誤魔化すセンス。軽く衝撃を受けた。
彼女EIXTの時もだけど本当に面白い役が上手い。
好きだわぁ。
ちょい出演のイム・ユナパパ役でチャコンソクとか。
可愛らしい子のパパなのに…。愉快系な家族とみた。

お話自体は違和感を感じさせながら上手く伏線張っているし
見る人の感情を上手く誘導しているのに感心する。
若者のときめき、親の葛藤、泣いて笑って不安になって
いろんな感情をこの2時間でまとめているのが凄い。

久々に誰もが楽しめるおすすめ映画。
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