かわうそ

手紙と線路と小さな奇跡のかわうそのネタバレレビュー・内容・結末

手紙と線路と小さな奇跡(2021年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

お姉ちゃんが実は。。
のところまでは非の打ち所がないと思うけど、その後の展開がちょっと謎。

駅の設置は大統領が許可したんですよね。
しかも、鉄道省の広報が雑誌で取り上げるくらい良い事例なのだと。
それなのになんで列車が停まらないのか?
規則だから!って言ってましたけど、なんでそんな規則なのかが分からない。
大統領が許可した時点で、ここに駅を設置して、準備が整ったら停まることになってるんじゃないのかしら。。など。
(元タイトルが『規則』なので、何か深い意味がありそうだけどよく分からないし。)

あと、お母さんが亡くなったのが出産のときだったというあたりもちょっと違和感。
お父さんは「陣痛が始まった」って連絡を受けたんですよね。
で、家にたどり着いたらお母さんが死んでいたと。
その間、誰も何もしなかったんですかね。。
産婆さんも来ない、近所のおばさんたちもほったらかしだったんですかね。。
「陣痛が始まった」って連絡したのは誰だったのだろう。
その人は何をしてるんだろう。。など。

この2点がモヤモヤしすぎて、中盤以降がイマイチな感じでした。
でも、終盤のお姉ちゃんの「今日から年上だね」とか「行ってきますって言うまで」の下りでまた泣いた。

なので、お母さんの下りはがっつり削って、ラヒのことをもう少し描いてあげてほしかった。
コ・チャンソクの出番がワンシーンだけなんてもったいなさすぎ!
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