ムーミン

殺人鬼から逃げる夜のムーミンのネタバレレビュー・内容・結末

殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

映画館で観た。仕事帰りに映画観たくなって定時ダッシュして駆け込んだTOHOシネマズ日比谷シャンテ。なんとなく面白そうだからのチョイス。結果、大当たり。
タイトルもっと工夫出来んかったんか、まんまやんけとか最初は思ったけど、今となってはこれしかない。
全体的に疾走感MAX。余計な感傷、語りのシーンなし、終始ジェットコースター。
音が聞こえない恐怖がこれでもかと。画面の暗さはもうホラー映画。にしても暗すぎやし、路地も人気無さすぎな、あれがデフォなんか?だとしたら相当怖い。
聾唖の親子が絶望に何回も叩き落とされる。命乞いシーンは堪らなかったな…それに一切構わずひたすらに襲ってくる殺人鬼の一貫性にも驚嘆。
警察がそこにいるのに何も伝えられない、何をしても上手く嵌まらないもどかしさ。
どうやって逃げるのかな、もしかして理不尽エンディングもあるかと覚悟していたが、最後はなるほどなあと。
どうでも良いけど、名探偵コナンの映画、14番目のターゲットで敢えて蘭を撃ったシーンを思い出した。若干方向性が違うが苦笑
やっぱり韓国映画はなんというか、質量を感じるよね。邦画の軽さとは違う、どんよりした重さ。濃厚とんこつラーメンみたいな?いつもは嫌だけど、たまに無性に食べたくなる…そんな感じ…
個人的には家のシーンで、音感知の灯が点滅するところが一番ゾッとした…
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