j3living

殺人鬼から逃げる夜のj3livingのレビュー・感想・評価

殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)
1.0
なんだろう?とても気に入らない映画だった。
ストーリーはまともなんだけど、ストーリー進行のためとはいえ、余りにもイライラ要素を詰め込み過ぎている様な気がします。

同じ東アジア人だからか、欧米の殺人鬼の顔よりも恐怖というかサイコ感を感じる。
麒麟の川島風星野源顔がニヤニヤしててまあ憎たらしい。

警察だか警備員の無能さ。何か事情がありげな一般人数名を建物に残したまま外で一服してるし、若い女性の個人情報を簡単に他人に見られるとは何事か!
せっかく怪しい男から離れて外に出たのに、様子をうかがうだけで逃げない親子。
ドアをいつまでもいつまでもガチャガチャするだけで声を掛けないお母さんの仕事仲間(カメラ付きモニター付きインターホンとか付けようよ)。
あんな目にあった夜なのに呑気に外出して家を娘1人にするし危機感の薄さが違和感でしかない。

人が道に飛び出してるのに一切止まらない車とか。
逃げてる女の子捕まえてドヤ顔決める完全に馬鹿な軍人。
とにかく見失っても見失っても、人が大勢いる街中でも簡単に悪人に見つかるとか。
主人公親子を弱者として描いていて、命乞いのシーンを長々と描いたり。
最後に向けてのカタルシスのためだろうけど
正直不快でしかない。
犯人の動機が不明だし、なんでこんな人間になっちゃったのかのバックボーンの描写なども皆無。
あと犯人が酷い目に遭う比率が余りにも低い。
何?製作者は犯人役の人のプロダクションからお金でも積まれてるの?

低予算で演技が下手でストーリーが破綻してるZ級映画の方が数倍マシ。
個人の好みだけど。
ほんとは1点もあげたくない。
j3living

j3living