ソーラン節をご存じか

殺人鬼から逃げる夜のソーラン節をご存じかのレビュー・感想・評価

殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)
1.7
最後の30分を2倍速で視聴したことをここに白状します。これでも頑張ったほうだと思う。

誰を疑うかは印象に大きく左右されるのもろう者が軽視されるのも事実だし、それを誇張して描いているのだろうが、いくらなんでも極端すぎる。
主人公が窮地に陥るのはろう者であることよりも、取れるコミュニケーションを怠ったことと危機管理能力の欠如が原因。これではテーマが死ぬ。
そして、主人公たち以外の登場人物は、機転は利くが計画性はない、たいして有能でない犯人のために動く。作為しかない。

警察署から逃がすのがありえなすぎて、それ以降はもう入り込めるわけがないです。
今時シャイニングのドア&斧のどストレートオマージュはセンスを疑う。もう一段捻らないと流石にもう成立しないだろ。