くさむすび

ハード・ヒット 発信制限のくさむすびのネタバレレビュー・内容・結末

ハード・ヒット 発信制限(2021年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

マジでポスタークソすぎる。韓流俳優売りしたいからなのか、終盤まで分からない犯人の顔を堂々とポスターに載せていた。載せなかったら、被疑者が犯人の弟を名乗る時も裏切りを楽しめただろうに、2022がっかりポスター候補。
ポスターだけでなく、作品も面白くなかった。一定の楽しめるだけのクオリティはあるが、登場人物たちにアホが多い。電波が遮断された時点で話を終われそうな気がしたが、謎の意地を見せ主人公は解決しようとしない。警察が使えないのは韓国映画お馴染みなので無視するとして(今作はリメイクだが、元の作品もこんなに使えないのだろうか)、犯人がガバガバで残念だった。犯人は「無関係の人ほど犠牲に巻き込まれるものだ」と言うのに後部座席に爆弾は設置しない謎の優しさを見せる。そしてドラマチックに妻と子供が心中した場所に連れてくるという、劇的な展開を狙おうとしたあまりに無理のありすぎる展開になってしまっていて萎えてしまった。娘が助手席に座らずに保護されていたら、あなたどうするつもりだったの?こんなのでは感動できません。動機こそ良かったが。せっかくのチョ・ウジン初主演作だというのに、満足出来ずに終わった。いつ爆弾が破裂するのかという緊張感だけでなんとか持っているような作品。
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