Kaoric747

シェイン 世界が愛する厄介者のうたのKaoric747のレビュー・感想・評価

4.0
今年は「ベルファスト」といいこれといいアイルランド(島)絡みの映画が多い。The Poguesのボーカルでアイリッシュパンクの創始者シェインの半生を描いた映画。幼少期から荒れに荒れてたのは知っていたけど、改めて人生を辿ると、シェインという人間にコンプライアンスとか言う言葉は存在しないんだなと痛感。数年前に「Fairytale of New York」の歌詞に問題があると話題になったけど、そもそもシェインの人生自体に問題が山積み。でも何か憎めないし、もはや殺人以外何やってもいい、とにかく生きててくれればそれでOKと思える貴重な人物。酒とタバコとドラッグで体も脳もボロボロっぽいが(歯だけは治した)「まだ生きてるの?!」って言われるまで生きてて欲しいし、願わくばThe Poguesのライブで大騒ぎしてみたい。(2022/7/7 KBCシネマ)
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