マツモトタクシー

シェイン 世界が愛する厄介者のうたのマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

4.5
アップリンクで上映されていたので観に行こうと思っていたらU-NEXTにアップされていたので399pointで鑑賞📺
酔いどれミュージシャン第2彈🍻😁



様々なU.K.のバンドのビデオや映画を撮っているジュリアン・テンプル監督作品
ジョニー・デップが制作の1人として携わりシェインにインタビューもしている


かつて「ザ・ポーグズ」のフロントマンであったシェイン・マガウアン
さまざまなインタビューと貴重なアーカイヴ映像を織り交ぜ、その破天荒な人生を明らかにしていくと共に彼の音楽の魅力に迫っていくドキュメンタリー



アイリッシュ・パンクと呼ばれケルトの伝統音楽とパンクを融合させた音楽を発表して一躍注目を浴びた🎵
そのバンドのボーカルであり作詞作曲も手掛けていたのがシェイン
しかし永遠に続くツアーに嫌気がさして泥酔と薬に溺れる日々
そして遂に脱退というか辞めさせられる😅

その後暫く沈黙していたが嫌がらせのようにポーグスに綴りの似ているシェイン&ポープスを結成😁笑 活動を再開する😀
現在はもう入院生活で隠居のようですね


新たなジャンルを切り開いたが得てして伝統音楽側からはこういうのは伝統音楽を貶めているといわれパンク側からは古くさいと云われがち。。
しかしそれをねじ伏せるだけの作詞作曲能力とバンドの素晴らしいポテンシャルがあったので見事な融合で人気者に☺️🎵

NYの移民に向けて歌われた「NYの夢」はクリスマスには必ず流れ歌い次がれているスタンダードに🎅


この作品以前にもシェインを追ったドキュメンタリーがあるが、その頃より身体は蝕まれ車椅子生活になっていた😅
ジョニーさんとのインタビューでは「今は禁酒しているんだ」といいつつビールを流し込む🍻笑



この作品は彼の少年時代からパンクの追っかけをしている頃そしてバンド結成へと繋がるところを丁寧に振り返っている

同じ白人に見えるけどロンドンでは結構アイリッシュということだけで差別されるんだなぁ。。

まだ素人の頃のクラッシュや他のバンドの最前列で暴れる姿の数々の映像
こんなに残っているんだと驚く😲

この頃の姿は荒くれ者のロクデナシで正か後にイギリスを音楽で席巻するとはとても思えないし作詞作曲することなんて出来るとも感じない。。🤣

エルビス・コステロのおかげで認知度が上がったと思うけどボロクソ悪口云ってる🤣
ついでにボブ・ゲルドフの悪口も🤣


彼が脱退した後のポーグスは彼抜きでツアーを周り日本にも来ました🇯🇵
その後ジョー・ストラマーもメンバーだった時期もあり古い記憶で曖昧だけど大阪でジョー有りと無しのライブを2年連続で観たと思います🎸


正に憎み切れないロクデナシ🍻
今日も医者や彼女に止められながらもケンケンに似た独特な笑い方と煙草を燻らせながら間違いなく飲んでいるだろう😁