てれ

MIRCHI/ミルチのてれのレビュー・感想・評価

MIRCHI/ミルチ(2013年製作の映画)
3.2
プラバースの主人公がブッダ系のチャラ男だった。最初女の子を徹底的につけ回して鼻の下伸ばしてるけど、殺し合いをする村人に対しては「憎しみではなく愛(Prem)を」と訴えててなんだこの人格青年は。愛と赦しの大切さを描くために約3時間使う辺り、さすがインド映画ですわ。

前情報を一切調べずに観たので、ジャイの過去編パートは驚きの連続だった。こういうのって観る側が色々想像するより、素直に騙される方が楽しい。

中盤まで鉈とか棍棒とか鎌を持った男達がわらわらと走ってくる恐シーン続いてたから、アヌシュカ・シェッティが出てきた時は胸がときめきすぎてどうにかなりそうだった。可愛すぎるだろ~!女神か? 女神だな。
あとスッブさんの役チョロいな(笑) 意外とピュアだった。

もしかしてプラバースがダーリンと呼ばれてるのってこの映画から来てるのか? ダーリン~♫フィーリン~♫ のダンスが超カラフル。

正直報復を報復をと隣村同士で殺し合う男達の馬鹿らしさを長々と見せられるので悶々するけど、あのラストシーンは好き。
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