マツモトタクシー

小さなスナックのマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

小さなスナック(1968年製作の映画)
3.2
斎藤耕一 監督作品


夏が終って初秋の小雨降るある夜、青山の小さなスナックに三橋昭(藤岡弘、)と彼の仲間たちがたむろしていた
ここは学生やGS(グループ・サウンズ)、カバーガール、レーサー、踊り子達のたまり場だった

昭はスナックの片隅にレインコート姿の可憐な美樹(尾崎奈々)に目をとめた彼女は何か人待ち顔だった。。

その夜は夏へのお別れパーティを開くことになっていたのだが、それに美樹も加った
彼女に関心を持った昭はパーティの後、美樹を家に送っていこうとしたが何故か彼女は名前以外は何一つ教えようとしなかった。。








以下ネタバレ


仮面ライダーになる前、まだ名前に「、」が付いていない頃の藤岡弘が主人公😁
好きになった美樹が実は人妻で幼いまま嫁いでいたのだった彼女は少し青春をしてみたかったのだ
せまる~♪藤岡と人妻という立場の板挟みで美樹は壊れてしまう。。
やはり2人で過ごそうとウルトラ警備隊の後スナックのマスター?の毒蝮三太夫さんの店で美樹が来るのを待った
しかしいつまで待っても美樹は来なかった。。手首を切って自殺していて唐突にED😮
えぇ⁉️と思った😅
最後はバットエンドでブッツリ終の文字


今で云うところのママさんがいてカラオケが置いてあるスナックとは意味合いが違い当時は若者が集まる今でいうクラブやBARをスナックと呼んでいたようです

常連客にはスナックで演奏もするGSのバープル・シャドウズ(タイトルの小さなスナックは彼等の曲)やヴィレッジ・シンガーズ、「魅せられて」より前のジュディ・オングさんが登場可愛い💕

今回はなんといってもヒロインの尾崎奈々さんがお美しい😍💕
結婚されて早々と引退されたようだけどもったいないなぁ。。
この頃は中々家庭との両立は好まれなかったし。。仕方ないのかも😅

フーテンという言葉を思い起こさせる作品