「あなたのためなのよ」
そう言いながらほんとは自分のため
ラストの母親のウキウキした顔にぞわぞわ。
遊びたい盛りの4歳の少女をステージに立たせて踊らせることが本当に娘にとって幸せだと思うの?
アメリカに昔から蔓延るこういう悪しき文化の
美少女コンテスト、無くなればいいのに!
大人の女性みたいなお化粧をして、窮屈なヒールの靴を履かせて、歳不相応なセクシーなドレスを着せて、少女たちは作り上げた自然でない笑顔でステージから審査員の大人たちに笑いかける。
この少女のブロンドも、青い眼も、誰のためのものでもなくて彼女のためのものだから、このお母さんが少女にとって一番大切なものが何か気がつきますように。
少女が、もう一度海で泥だらけで遊べますように。