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フランスのparaのレビュー・感想・評価

フランス(2021年製作の映画)
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なんとも不思議な作品。(疑問符オンパレード)

フランスのジャーナリズムのあり方を皮肉的に描いた作品なのかと思いきや、(やらせ・演出ありきの報道等)視点はそこではなかったのかも。

とにかくレア・セドゥ顔面への寄りのカメラワーク多用が凄い。(しかもカメラ目線。CMみたい。)
上映後のトークでも取り上げられていたが、このカメラワークの意図や解釈をもっと聞きたかった。
世界の終わりと「ここ」と「いま」を生きるってことをレア・セドゥの顔面で表現したのか??

トークで姓にドゥがつく人は高い階級に属する人と解説があり(主人公はフランス・ドゥ・ムール)、なるほど納得な豪邸とDiorの衣装で身を包むレア様が見どころ。

このところフランス映画をひたすら観て覚えた言葉。
D'accord

おまけ
マクロン大統領、凄いね。

その前に観た「ジャンヌ・ディエルマンをめぐって」の方が好き。(デルフィーヌ・セイリグのプロフェッショナルな仕事ぶりと生き方がカッコいい。)作品登録されたらレビューします。

♯映画批判月間
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