「すべてうまくいく」
(タイトルはすべてうまくいきますように)
そういう事だったのか🤔
急病で変わってしまった自分をこのまま生きて行く事が許せない父親と父親の目的のために奔走する娘達。
1度決めた決断に向けてとにかく前向き。
それだけこの人と娘達は人生に真剣に向き合っているのだと思った。
「死んじゃダメだよ」
そういう事は簡単。
本気の死ぬ気を善意で助ける事は本当に大変だと思った。
この作品に登場する家族以外の人物達の思い、そこに至るまでのその人の背景なんかも考えさせられた。
ヨーロッパでもそれは簡単に出来るものではない現実が重すぎずリアルに描かれている。
終始明るく進むのでこのテーマにしては比較的鑑賞しやすい作品かもしれない。
PLAN75とは大分違った。
キャストの演技が皆さん自然で本当の親子やその職業のようでした。
安楽死
生きること
死ぬこと
自分で決められてもいい
…そんなふうに思う。
人により、どこにプライドを持ち、何から楽になりたいか、許してもらったっていいじゃないのかな、と。
宗教観などで感想が変わってきそうな作品でした。
