このレビューはネタバレを含みます
めちゃくちゃ良い映画だった。
スイスの安楽死の教会の人に、「今まで途中でやめた人は?」みたいなこと聞いて、返ってきたエピソードがたまらなかった。
そして、最後の晩餐で赤い服を着て、そこからは視聴者目線でも、もしかしたらやめるの?!って思うことがたくさん起きるけど、結局この、うまくいくっていうのは、お父さん本人だけの話で、「うまくいきますように」の先入観に最後まで苦しめられた。
だからって、他に良いタイトルも浮かばないのだけど。
うまく行ってしまうことが悲しい、そんな話。
最後のエンディングでクラシックが流れるタイミングも、涙を誘う。