拾ったお金を返した囚人がチヤホヤされて、そっからどんでん返しになるストーリーはおもしろかった。
そして、ちょうど公開タイミングで監督が脚本の盗用で元教え子から訴えられて罪が確定していたけど、それについてもこの国の司法制度の闇がある感じがした。
コーランをベースにしているはずなのに、人間の欲とか偏見で人を捌いているように見える。
そして、わたしはなによりも小道具にされた吃音の息子に違和感を感じる。
映画の中では、小道具にされそうになってラヒムが怒るけど、この映画全体を通して吃音である必要はあったのか?と疑問。