英雄の証明のh1sash1kjmのネタバレレビュー・内容・結末

借金を返せずに刑務所に入っている主人公。休暇で一時出所。彼女が拾ったカバンに詰まった金貨で借金を返済し釈放を試みるも、貸主の元嫁の父から一部では応じないし、信用できないと拒否され、カバンは持主を探して返すことに。そこに持主を名乗る女が現れ無事に返却。それを刑務所が美談として宣伝、慈善団体が善行として取り上げ、時の人に。寄付が集まったほか、就職先も斡旋され、晴れて出所できるかと思ったら、元嫁やその父の意地悪や、刑務所仲間のやっかみや、疑り深い再就職先の担当者らの邪魔が入り、取り繕うための少しの嘘からドンドンと深みにハマってしまう。