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レッド・ロケットのkazuoのレビュー・感想・評価

レッド・ロケット(2021年製作の映画)
4.0
かつてのポルノスター、マイキーが落ちぶれてお金も住む所も無くなり、故郷に戻り別居中だった妻と義母が住む家で暮らすことになる。疎まれながらも2人に気を使い同居するマイキーは仕事を探すが見つからず…

「タンジェリン」「フロリダ・プロジェクト」のショーン・ベイカー監督の作品。性労働、ブランドのコピー品のを売るなどして生活する者の日常を描いた前2作同様、今作もポルノ男優とその妻ポルノ女優、マリファナの売人や軍歴を詐称する者など所謂社会のはみ出し者の日常を描いている。

まぁー主人公のマイキーはホントにクズで💦ポルノスターとして上手くいっている時は見向きもしなかったのに落ちぶれたら調子の良いこと言って妻の元に戻り、仕事見つからない時は妻&義母に低姿勢もマリファナの売人として儲かるとドーナツ屋の女子高生に夢中になり妻を裏切るという😅平気で嘘つけるし友達簡単に裏切れるし…
まぁ彼だけでなく登場人物の殆どが日本でフツーに社会生活を送っている者の感覚で見れば理解しづらい層人たちの話なんだけど💦
でも自分一応真面目に社会生活送っているけど基本クズ体質で、生きるために仕様が無くそうしているだけであって😅だからマイキーに対しては天罰下れ⚡️と頑張れ📣なアンビバレントな気持ちが生ずるという😅
まぁそんなダメな自分のトコちゃんと理解して受容してる人には共感ポイント実は高いという💦相変わらずセンス抜群なベイカー監督の面白い作品でした🎵
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