LAにいこうって言われた時の「本当に？」っていう、ストロベリーの笑顔になりきれない笑顔、身一つ（本当に身一つ）で夜通し歩いてる時に昇ってくる太陽、そして最後のマイキー。鬱で何もできず1日中ベッドにいるくせに夜眠れなくて、そのまま朝日が登ってくるのをじっと眺めてる時の、ばかみたいに綺麗な空を見つめてる時の、嬉しいんだか泣きたいんだかどうしようもない気持ちが掘り起こされる。全然状況が違うのにね。どのキャラクターとも自分の人生は違うのに、突然「わかる」。きれいなのに、スウィートなのに、くるしくて、つらいね、（そして逆もそう）って感覚。よすががなくて宙ぶらりんの感覚。
