このレビューはネタバレを含みます
タスマニア島で実際に起きた無差別銃乱射大量殺人事件の犯人の生い立ちを描くオーストラリア映画。
序盤から学校の前で花火をやったり静止の声を無視するなど多動的な症状が見られ、抑うつ薬を服用してることからADHDが示唆されている。
それ以外にもヘレンとの出会いとかいろいろ原因はあっただろうけど、お父さんがニトラムにエアライフルを買い与えてなかったら、銃に興味を持つこともなかったかもなぁ。お父さんこそがニトラムを最も案じてた人物だけに皮肉。
エンドロール前に流れた、銃規制法が整備されたもののまともに守られてなくて今の方が銃が出回ってる、という事実が一番の恐怖です。