このレビューはネタバレを含みます
繊細。
マーティンを演じた俳優さんの演技がすごい。
お父さんもお母さんも、わたしにはどこにでもいるごくごく普通の人に見えた。
最初から最後までずっと、マーティン本人の気持ちが少しも見えなかったし、想像すらできなかった。
親子の向き合い方もあるだろう、なにか違う選択をしていれば違ったかもしれない。
でも子育てって正解が全然わからない。
手探りでベストな方法だと思えたことでも
違ったかなという結果になることもよくある。
子供とはいえ親とは違う人格だから。
いや見てるの苦しかった。
私には、この作品マーティン本人に同情できるように作られてはいないと感じた。
この、ヘレンという女性は実在したのかな??