ma122

ニトラム/NITRAMのma122のレビュー・感想・評価

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)
3.9
最初からずっと目が離せない
マーティンのやばさが
そこに立っているだけで
お願い、何もしないでと思ってしまう

登場人物が皆目が死んでる
諦めている
絶望している

社会に適応出来ないのだから
もう仕方ないじゃない。って
こちらまで絶望してしまう

実話ベースだから余計に
暗い重い気持ちになってしまう

映像がずっと薄暗くて
マーティンの目に映る全てのものが
澱んでいて、なぜ生きているのか
わからなくなってたのかな



お父さんを殴り続けるマーティン
泣いて謝るお父さん
黙って無表情で見てるお母さん

家族がもう死んでた

その中でも家族が
マーティンが見つけそうになっていた
一粒の光があの別荘だったのかな

無差別大量殺人事件に注目じゃなく
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの
演技うますぎて好きになった映画
ma122

ma122