【第74回カンヌ国際映画祭 審査員賞】
『ブンミおじさんの森』のアピチャッポン・ウィーラセタクン監督作品。
すげぇ、何も分からない。でもなんかスゴいということだけは分かった。
ティルダ・スウィン…
【オールタイムベスト更新!】
アピチャッポン・ウィーラセタクン映画といえば、「よくわからない」「寝る」イメージが強く、あまり得意ではなかったのですが、『MEMORIA メモリア』はまさかのオールタイ…
このレビューはネタバレを含みます
(別媒体から感想を転記)
2022/10/02
変な映画を撮る人だ。『ブンミおじさんの森』も不思議なリズムだったけど、今作はより尖ってる。映画鑑賞とアハ体験と瞑想を足して3で割ったような感じ。何ら…
自分にだけ聞こえる音。あの音は何の音なのか? ジェシカは答えを知りたい。それは、聞いたことがある音なのか。それとも未知の音、体験や記憶の外にある音なのか? ジェシカは、音響技師であるエルナンの助け…
>>続きを読む■観ている時の感覚は、同じく人の記憶がキーワードになっている『凱里ブルース』に近いけど、この映画は遥かに射程が長い。
エンドロールの音は、地上・そこで生きたものたちの歴史/記憶のよう。
…ただ、…
詩的な言語や修辞(レトリック)を用いず、散文としてのそれによって詩を書いたような印象があった。そのため、詩情はあっても詩にはなってなく、映画としての風情はあっても映画にはなっていない。
しかし、詩…
©Kick the Machine Films, Burning, Anna Sanders Films, Match Factory Productions, ZDF/Arte and Piano, 2021.