きな抹茶

パリ13区のきな抹茶のレビュー・感想・評価

パリ13区(2021年製作の映画)
3.3
Filmarks試写会にて

モノクロのフランス映画。
どこを切り取っても絵葉書のようで、美しかった。

あえて色という情報を減らすことで、細かな仕草や表情、音など、視覚的にも聴覚的にも、より受け取れるものが多くなる気がして、非常に面白かったです。

本当の意味で、人と"繋がる事"の難しさ。

特別な人たちの話ではなく、ごくごく普通の人たちの"愛"を描いた作品。
周りに人がいたとしても、どうしようもなく孤独な瞬間ってあるよね。

私には、まだ人生経験が少なくて、全てを理解しきれないけど、きっとこの作品を観て共感出来る人はたくさんいるはず。
きな抹茶

きな抹茶