このレビューはネタバレを含みます
個人的にはあまり響かず…。ただノラとアンバーのやりとりがほっこりさせられる。
最初に多くの人々が住む団地であることを窓からの音や様子から見せていく。
しかし、そこには人とのつながりはほとんど見えず、コミュニティと呼べるようなものの存在もみえない。
それゆえ、いきなりの性行為から愛を感じたと思い込むアジア人女性だが、友人からパーソナリティ障害だといわれ、クビにもなり、人間関係の構築ができないことを示す。
最終的にパートナーのようになる黒人男性もまた気軽な身体の関係の友人がいても、いざ真剣に付き合おうとするとうまくいかない。しまいには、アマンダからお互い誤解していただけと、さよならを告げられてしまう。
祖母の死によって、二人は愛を語り合うようになるが、それも電話を通じてである。
一方、ノラとアンバーは本名を教えあうことで意気投合し、実際会うと気絶してしまうほどに感情が動く。その後キスをすることで二人はネット領域をこえた、実態としての大親友あるいはパートナーに昇格する。
大衆のなかの「孤」人や、街の風景を楽しめるのかと期待していたので、少し予想と違い刺さらなかった模様。。主人公の男女があまり好きになれなかったのも影響してそうだ。