てっちゃん

パリ13区のてっちゃんのレビュー・感想・評価

パリ13区(2021年製作の映画)
3.5
さあコロナ休養2本目です。
私の中では普通だったので、さらりと短文でまとめます。

モノクロ、おしゃれ、おフランスってことで気になっていた作品ではありました。
そんな本作をここぞとばかりに思い出したので、飛びつくようにリモコンを操作して鑑賞しました。
なんせコロナ休養期間ですからね。

結論でいうと、"うんいいじゃん"ですーっと過ぎていって、鑑賞後は確かな手応えはあるのですが、その手応えが感じられないのです。

そんか筈はない!と思い考え詰めた結果、手応えではなく"実感"がないんだと確信しましたね。
つまりは腐っても日本人な私にとって、おフランスの価値観なりがぴんとこなかったからなのでしょう。

だから実感がない、だからすーっと過ぎ去っていったのでしょう。
しかしながら確かなドラマなり、人間関係なり、性に関すること、人付き合いとは、社会問題を盛り込んでいるので、さらりと観ながらも考えることもできるという感じでしょうか。

自分のやりたいことをやりたい、いろんな人と関わり合いたい、でも現実を見ようとはあまりしたくない、そんな感じが漂っていたので、私はあまり受付なかったのでしょう。
もっと汚くて、人間の汚さが全開で、暑苦しくて泥臭いのが好きなんでしょうね。

さらっと夜に1人で鑑賞するのにおすすめですね。
てっちゃん

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