[コミュニティを描かないフランスの団地映画] 90点
大傑作。2021年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。英題"パリ13区"はセーヌ川南岸に位置する本作品の舞台を指しており、欧州最大とも言われるチャ…
うわ~、これは自分が苦手なタイプの作品の代表格。パリの映像が美しくオシャレで、そこに敢えてテクノミュージックを合わせることで醸し出される独自の雰囲気に英術性も感じるけれど、この孤独感を埋める共依存的…
>>続きを読むそれぞれの登場人物が抱える倒錯、不完全な人間のエゴが静かに関係性に巣食っていく様がリアルで恐ろしい。冷徹なまでに傍観し続けるカメラ。乾いたモノクロの陰影。パリの人を寄せ付けないままに包み込む様な質感…
>>続きを読むおもしろかった、というか軽い。
シアマが脚本に参加しているというのもあるだろうが、女性の話、移民の話、若い人の話、アメリカ人の漫画原作ということで、オーディアールが急激な若返りをしていることに驚く。…
このレビューはネタバレを含みます
夜、1人でのんびーり観るのにちょうど良い世界観の映画だった。
せっかくのパリを舞台にしているのに、白黒だと飽きるんじゃないかなぁと思ったけど全然そんなことなくて、むしろその雰囲気が登場人物達の幸せに…
©PAGE 114 - France 2 Cinéma ©︎ShannaBesson ©PAGE 114 - France 2 Cinéma