AYA

わたしは最悪。のAYAのレビュー・感想・評価

わたしは最悪。(2021年製作の映画)
4.0
30歳という節目を迎えた女性の気持ちと人生の描写という普遍的なテーマだけど、ちりばめられた印象的なシーンや演出が新鮮で、A24映画を彷彿とさせた。

安定した仕事での成功、結婚、出産、幸せをはかるための一般的な分かりやすい人生イベント。
でもそれはみんなにとっての幸せではないし、ある人にとっての幸せは必ずしも分かりやすいものでなかったりする。

いくつになっても自分らしく生きたい。
でも世の中も、自分を取り巻く環境も変わり続ける。
その中で自分らしくあり続けるって簡単なことじゃない。
それでも自分に素直に生き続けるユリヤはたくましかった。

観終わった後には自分の人生や、何でもない日常が愛おしくなった。

ネタバレ要素入ってる考察(気づき)はコメントに書きます。
AYA

AYA