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わたしは最悪。のkapoのレビュー・感想・評価

わたしは最悪。(2021年製作の映画)
4.2
一通り共感できる巡りを体験して
懲りずに13、いや20章を続けている
私から観たら、めちゃくちゃ愛おしい作品だった。

酸いも甘いも含めた、
最高も最悪も含めた、
出会いも別れも含めた、
生まれて死ぬまでを含めた、
これぞ人生。
過ぎればぜんぶがタカラモノ。

生き方なんて誰にもジャッジされる
ものじゃないし、
傷つくも傷つけるも両方ある。
そしてぐるぐる回って流れて
終わりゆく。

諸行無常と瞬間に生まれる感情の偉大さよ、
この彼女の表情に全てあり。
あの走り出す時のとか分かるーー。

あと、男が浮気をするストーリーの
方が多いと思うけど、
男性がとっても優しく誠実で、
女性側が奔放なのもいい。
全て良い悪いじゃない。
オスロの白夜も最高。

様々な感覚の表現が素晴らしかった!

最近友達と語り合ってて、
本能こそ自分軸よな、て盛り上がり、
まさに。
最悪がないと最高も存在しないもん。
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