たぶ

わたしは最悪。のたぶのレビュー・感想・評価

わたしは最悪。(2021年製作の映画)
3.5
「わたしは最悪。」?
特に最悪でもない気がした。

行き詰まると別れる。新しいものに惹かれてしまう。長続きしない。。。でも正直に生きてるからいいんじゃないかな。
一緒に生きようとした男にとっては、そりゃ困ったちゃんであるけども、この程度なら、そこをうまく駆け引きするのが人間関係における処世のひとつ。
もやもやと後悔もあるようだけど、我慢しなかったのはきっと正解だと思える日が来ると思う。
自分としては、彼女が羨ましいくらいに思えた。うまくいかない人生ながらも、自分に正直に生きたい。

飲み会で酔っぱらって、楽しくなって、恋の始まり。なんかわかるなぁそのトキメキ。

突然時が止まって浮気相手に会いに行っちゃう演出、ここだけだからなんか違和感あったけど、彼らの心理状態をうまく演出してるなぁと感心してしまった。

漫画家のアクセル、ラジオで性表現や女性蔑視の討論で熱く語ったり、病院で元気にエアドラムしていたり、そして末期はかなり弱気な感じ。なんか魅力あるキャラクターで素敵。

女優さんが美人なせいもあるが、彼女が笑顔だと、こちらも嬉しくなる。
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