ブルーノ

わたしは最悪。のブルーノのネタバレレビュー・内容・結末

わたしは最悪。(2021年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

 事前の情報で、主人公のユリヤが自分とほぼ同世代である上に、器用貧乏につき人生を模索中であるということを知り、ただならぬシンパシーを感じて劇場へ。結果的には、期待していたほど自分には刺さらなかった。無知とも見紛うほどの楽天的な性格で、とにかく人生経験の乏しい自分には、この作品は早すぎたのだと思われる。無念。

 しかしながら、作品自体は役者、脚本、撮影、音楽のどれもが高水準で、前評判通りの素晴らしい作品だった。特に前半は音楽が鳴り止まず、思っていたよりもポップな作品だった。また、ここでは何についての言及であるかは控えるが、ユリヤの「硬さを創造する」という表現に、個人的に打ちのめされた。

【メモ】
・『ゴッド・ファーザーPart2』と『狼たちの午後』の言及があった

★2nd…2023/1/30【U-NEXT】
★3rd…2023/1/31【U-NEXT】
ブルーノ

ブルーノ