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わたしは最悪。のhachimitsuのネタバレレビュー・内容・結末

わたしは最悪。(2021年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

他の国で観た友達から勧められてはや10カ月。やっと観られました。
この映画の内容に共感できるかできないかは、すごく分かれそう。(とくに日本において。)
仕事とか勉強とかやりたいことは何かをやっていく中で気づくし、新しいことにチャレンジしていくところ、30歳を目の前にしても、直感を信じて自分の人生を選んでいきたい感覚はとても分かる。

でも、恐れなく色々やってしまうところは頑なで心配性な自分には理解できないところもあるけど、仕事だけじゃなくて、ユリヤの生活や色んな面で型に囚われない姿は、自由で自分に素直に生きてるんだなとも思った。

仕事、恋愛、家族、住まい、思考、過去、未来、すべては切り離して考えられないけど、いい意味でそれぞれ繋がっていくこともあるよねって思ったり。

そして最後の結末で救われた感じがした。

ポスターにもなっているユリヤが走っていて、周りの動きが止まっているシーンは、スーラの「グランドジャッド島の日曜日の午後」の絵を思い出した。

ノルウェー人男優のアンデルシュ・ダニエルセン・リーは、この1年観た映画で3回目。映画で多言語を話して(ノルウェー語?・英語・フランス語)凄いなーと思いながら、どうやら医師、作家、ミュージシャンでもあるらしい。天才すぎる…

ノルウェーが舞台の映画は観たことなかったから、ステレオタイプかもしれないけど、北欧インテリアや住まいが本当すてき。
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