ユリヤが自由奔放過ぎてなんか感情移入できなくて前半はあんまり面白いと思えず、むしろどう消化していいか分からず消化不良だったと思う。
最後の方で元恋人が体調崩してからなんかすごい映画だと思えて大好きになった。
元恋人とのやり取りがすばらしかった。
思い返せば自分もユリヤのように自分の気持ちのまま相手を振り回してその時その時の気持ちのままに生きてきた。間違ったことばかりしてきたけどその人たちと過ごした時間が今の自分を作っているんだと思う。
ユリヤはあの時最後会いに行けばいいのに会いには行かなかった。そこがユリヤなんだと思う。
ただユリヤを愛した２人の男はどちらもそういうユリヤのことをかけがえのない存在として愛していたのだと思う。
少なくともユリヤは２人を幸せにしている。それは２人を見ていたら分かる。
最後なんかユリヤがんばれって思った。
２人と別れてカメラを持ったユリヤがユリヤなんだと思った。
