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わたしは最悪。のetcetranのレビュー・感想・評価

わたしは最悪。(2021年製作の映画)
3.7
タイトル、気になる。
これは見なきゃ。

自分の才能を活かせない。
結婚、出産?
私の輝くキャリアが
この先にあるかもしれない。
でも今のとこ何も極められない。
根気がなく飽きっぽい。

彼氏の成功を素直に喜べない。
何の才能もない彼氏に乗り換えてしまう。
しかもそれを劇的な運命みたいに始めてみる。

ちょっとドジで明るい女性
として描いてるのではなく

見た目完璧に美しいユリア
いつも平常心に見えるユリアが
リアルを見せつけてくるから生々しかった。

結婚、出産
継続したキャリアに身を委ねなくても
やっぱり私は私として正直に生きていく。
選択肢が多すぎる現代社会の中で
堂々と道に迷う、道をそれる。
それもこうやってひとつの作品、映画になる。
人は何かを使って自分探しをしてる。
その何かは何でもいいのだと思う。
最悪な自分、最高。
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