のんきサン

わたしは最悪。ののんきサンのネタバレレビュー・内容・結末

わたしは最悪。(2021年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

まあシンプルにめちゃくちゃ泣いたんだけど、何泣きかはあまりよくわかってない。
なんだか不安、なんだかこわい、私は適さない、そういう恐怖で何も選べないことが1番恐ろしいのかなあ、などと思った。
でも、どれを選んでも、あんまり楽しくなさそうな気がした時に、さて私たちはどうすればいいのかなあ…と気持ちをうごかせるところにこの映画の魅力がある。

個々人の倫理にかなり抵触するシーンが多いため、そのシーンだけで、登場人物のその後や感情を軽んじたり、馬鹿にしたりする人もいるかもしれないが、本当に大事にしたいのは倫理観かねぇ…と他の人の感想を読みながら思った。

the worst person in the worldなので、ワールドを変えれば、最悪とも違うこともあるのでは〜などと私が思うのは、私が主人公に感情移入しすぎているからなのかもしれない。

言葉で伝えることだけが大事ではないが、好きな人や長めに仲良くしたい人とは、対話を諦めても、辞めてもいけないかもな、などと思った。