りょうた

わたしは最悪。のりょうたのレビュー・感想・評価

わたしは最悪。(2021年製作の映画)
4.3
人生に迷い葛藤し30歳になったユリヤ。年上の彼氏を愛していながら、紛れ込んだパーティーで出会った男性に恋をし彼氏と別れてしまう。それでも方向性が定まらずに揺れ動く女心が描かれる。
目指すものがころころ変わったり、その度誰かと恋に落ちたり、相手の気持ちを考えず身勝手な行動を取ってしまったり。誰しもそういう時期はあるし、いろんな経験をしてこそ人生は豊かになっていく。だから全然最悪とは思わないし、むしろ共感しかない。ただ誰かを傷つけてるのも事実としてあるわけで。一方的に別れを告げられるのはやっぱり辛いし。
人生は選択の連続。それが正しいかどうかなんてその時はわからない。一度きりの人生、自分勝手に好きに生きたらいい。ユリヤのように。そう思えるようになった。そんな歳じゃないけど。
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