みるふぃ

わたしは最悪。のみるふぃのレビュー・感想・評価

わたしは最悪。(2021年製作の映画)
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自分自身の今の状況と主人公の移り気な性格がリンクしてなんとも言えない気持ちで見ていた

確かに側から見たら自分勝手とかただ逃げてるだけとかに見られるだろうね
アイヴァンと交際したかと思いきや別れてるし(まぁ最初が浮気からはじまったし続かないだろうと思ったけど)

アクセルと別れたのは彼のことを好きだし愛してるけど、自分らしくいられなくてそれはそれで辛いから。
合わないところがあるのは仕方ないけど、それを受け入れて付き合う方がいいのか、どうなのか。
わたしも似たような問題に今直面しているから他人事とは思えなかった


でも別れた後に君は最高だ、と言ってもらえるのはとてもいいことだと思う
2人がまた友達のように会えたのもよかった。
もしかしたらアクセルの言うように、「こんなに相性がいい2人はいない」のかもしれない
「絶対後悔する」のもわかってる
でも、その選択を取らずにはいられないときがある

未熟なのかもしれないね
でも成熟は沢山傷ついて過ちを犯さないとできないとも思う


ユリヤが別れ話の時に言った、
「孤独になるのが怖い」
「だからこそ孤独にならなきゃ」
みたいな言葉が刺さったなぁ。
怖いからこそその状況に飛び込むこと。


アイヴァンとのシーンはどれもロマンチックだけど、私はアクセルとのシーンの方が印象に残ってる。一緒に涙した。
いろんな意味で忘れられない映画になったと思う。
みるふぃ

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