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コンパートメントNo.6のtntnのレビュー・感想・評価

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)
4.1
音響に包まれる映画館だからこそ、列車の揺れを体感できた。
照明や構図が毎回格好良くて、画面に引き込まれる。アディダスのキャップや『タイタニック』の話など、ソ連崩壊後のロシアの様子が文化の流入でわかる。横長のシネスコ画面に所狭しと並ぶ日用品が、寝台列車の旅行者やや田舎の老婦の生活感をありありと伝える。
現代ロシア文学で習ったこと(労働者達の暮らし、途中で映る団地、コムナルカ?)を思い出した。
『ヌマヌマ』途中で放棄してたから続き読もうかな。
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