カナノシ

名探偵コナン ベイカー街の亡霊のカナノシのレビュー・感想・評価

4.0
最新型のVRゲームの発表会に訪れたコナンら少年探偵団一同。画期的なテクノロジーを数々の生み出してきたシンドラー社が満を辞してお披露目する仮想体験型ゲーム「コクーン」のプレイを目的に、セレブな子供達が会場に集まっていた。
運良くプレイ権を得たコナンらはコクーンに乗り込み、いざ仮想空間へ。
100年前のロンドンで発生した連続殺人事件の謎に挑むことになる。
しかし、子供達が仮想空間へダイブした直後に何者かにコクーンのシステムが乗っ取られてしまう。
自らを人工頭脳ノアズアークと名乗り、命を賭けたゲームを提案する。
果たしてコナンはこのデスゲームをクリアすることが出来るのであろうかーーーな話。

劇場版コナンシリーズチャレンジ9本目。今のところ本作1番好きかもしれん。
1番ぶっ飛んでる設定。
もともと体が縮む薬だとか阿笠博士のトンデモガジェットとかで現実離れしたSF風味は出ていたものの、事件自体は地味・派手の差はあれど比較的現実でもあり得そうなものだったけれどスーパーAIとかフルダイブ式のVRゲームとかめちゃめちゃサイエンスフィクションしてて好き。

現実パートとゲーム内パートで二つの事件が並行して進むため、間延びしないで展開していくのも良き。推理モノであることを忘れるくらいエンタメしててあたま空っぽにしてても全然おっけーでたのしかったれす。

開けてみるまでは分からない、遊びもある食玩チョコエッグのような一本でした!
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