このレビューはネタバレを含みます
くたびれたおじさんがカレーを作るだけの映画。
息子は「難病で入院中で父親が募金してるのかな?」と思わせておいて、実は死んだ息子と同じ難病の他人の子供のため募金活動をしている(紙製の募金箱に貼られた写真ははっきり映っていない)
…このへんの仕掛けは上手い
ラストで奥さんを待ってる時、ヨレヨレのシャツをパリッとしたシャツに着替えるリリー・フランキー。
部屋も万年床を畳んで座布団を出して整えるリリー・フランキー。
ラストで奥さんが帰ってきたのかどうか。
リリー・フランキーの一人芝居+声の出演が数人という構成なのに、大勢の人間が関わってるんだな、とエンドクレジットを見て思いました。