2023-190本目
僕は玉ねぎが嫌いだ
独身時代、近所のセブンイレブンとホットモットを第二のお母さんと読んでいた自分。
そんな自分が料理をするようになったのは子供が生まれて、共働きで必要に迫られて。
野菜嫌い、とりわけ玉ねぎ嫌いの自分。
そんな僕が作るレシピには、もちろんそれらは含まれない……はずだったが、子供に作るとなると、それはそれで罪悪感。
我が子も野菜嫌い、玉ねぎ嫌いにしていいのだろうか。。。
カレーは野菜も取れるし、凝ったりしなければ調理も簡単。しかも。玉ねぎも溶かすことができる。それから、適当に隠し味を追加できる遊び要素もあり、よく作った。
子供が大きくなって、共働きもやめ、それと共に僕は料理もしなくなった。
結局、今覚えているのは味噌汁と、カレーの作り方。
しかも、今は玉ねぎを溶かすこともしない。そもそも入れなくなった。
世のお母さんからしたら玉ねぎなしのカレーなど、胸を張って料理しました、とは言えないものかもしれない。
そんな気もするのだが、いかんせん、溶かす面倒臭さには勝てない。
妻が病気で入院して2週間。
早々とカレー攻めが始まったが、子供達は文句を言わず、チーズをかけてドリア風にしたり、カレーうどんにしたり、めいめい好きなようにアレンジをしている。
カレーには各家庭、そんな歴史がそれぞれごろごろしているらしい。
リリーフランキーが1人で約1時間魅せてくれた。こりゃ、面白い。決して楽しくないが、焚き火の動画を見るかの如くの心境だ。願わくば、有村架純版、松山ケンイチ版、ハナレグミ版などなど見てみたい。白竜とかもいいなあ。
ちなみに、案の定、うちの息子は玉ねぎが嫌いだ。