最初ドキュメンタリー始まった? と思ってしまった。
くたびれた服を着て、朝からゲームに没頭、さすが。
タングの動きはとても愛らしくて可愛いのだけど、走ったり跳ねたりと、とても高性能ロボットだと思った。
それなのに抱えていけるほど軽い。
ストーリーとして蛇足的な話が多い印象があるのに、登場人物の深掘りが足りない気がする。
ケンの父親の話とか、奥さんの気持ちとか。
後半のロボットアームで殴られるシーンは、「あ、死んだ」と思ったけど、その後普通に生きているのが不思議。
概ね面白かったけれど、タングのその後がどうなるかを考えてしまう。
知的好奇心旺盛なロボットで、このままかわいいだけではなくなっていくだろう。
そのとき、この家族のなかでどのような立ち位置になるのか。
A.I.のデイビッドのようにならなければいいが。