038/2024
ダウン症の弟の存在が恥ずかしくてウソをついてしまうという思春期の主人公の心理は理解はできるが少し時代錯誤な気がしていまいち感情移入がしにくかった。
ダウン症と言わないだけならともかく 言葉の成り行きとはいえ弟が死んだことにするってのはちょっと引いた。
特にアリアンナは社会活動団体（だっけ？）の創設者なわけだしそんな嘘つくより最初からホントのこと言った方が好感度上がるかもと思いそうなものだけど。
弟は死んだとウソをついておきながら
短命のダウン症を思って泣くジャックに違和感。
若気の至りだったのはわかるんだけどね。
障がい者をテーマにした作品でありながら
いわゆる感動ポルノ作品ではなく良くも悪くもイタリアらしい軽いトーンで日常を語る作風は好感が持てる。
家族で大事な話をする時にはわざわざディスカウントストアの駐車場に行くというのは笑った。
ブルーネから謝肉祭でライブするというのを聞いていなかったジャックが当日…という展開なのかと思ったら全然違った。
駐車場キャンプにジョーを連れていかなかったのは家族の気遣いってことなのかもだけどジョー1人だけいないのってどうなんだ？
