yu

ブラックホール: 知識の境界線に挑むのyuのレビュー・感想・評価

3.8
ブラックホールの写真を撮りたいチームとブラックホールが情報を記録しているかどうかを数式で証明しようとしている学者さんたちのお話でした。

宇宙って、もう考え始めたら意味わからなくなるからしっかり考えたことすらないし、この映画に出てくる人たちの会話なんて1つも理解できなくて、「たとえば」とか「つまり」とか丁寧に説明されてもぜんっぜんピンとこなくて、何も理解はできなかったんだけど笑、面白かった!

ブラックホールの写真を撮るチームは世界各所にある展望台?に協力してもらってデータを集めてそれを画像合成する?みたいな感じらしくて、まあやっぱりよくわからないし、実際の画像見せられても、うーん...って感じで、これがブラックホールか...!!っては全くならなかった笑
ただ、チームのみんながすごく目を輝かせながらワクワク作業してるのが印象的だった。日本人も何人かいてすごいなと思った。

そして、数学者?物理学者?チームの方は、もうマジでこの人たちの頭の中ってどうなってるんだろう?数式とか項とか、なんかもうとにかくすごい。ていうかブラックホールが情報を保持してるかどうかをどうやって数式で証明するのかも意味わからないし、それが証明されたところで何がどう私たちに影響するのかもわからなくて、でも、こういう方々のおかげで今こうやってたくさんの便利なものに囲まれて生きていけるんだろうなと思った。

撮影チームも学者チームも、とにかくみんなかっこよかった。探究心がすごいしとにかくみんなが楽しそうだった。どれだけの勉強をしてきたらあそこまでいけるんだろうってただただ尊敬。そして、色んな国が協力しあってる感じもよい。もっとこう、侵攻とか戦争とかじゃなくて宇宙とかそういう大きなレベルの発展のために国同士で協力し合えればいいのにな、とおもった。
yu

yu