新作ジーンズ発売前日に、
店舗スタッフを“殺人ジーンズ”が襲う。
ジーンズはどんなファッションでも合うように、ジーンズがどんな相手でも殺しまくります。
大体、店長やエリアマネージャーは役立たずな役回りですよね。
マネキンが履いて動いたり、
ボリウッドダンスで踊ったりとチャーミングです。意外と布線がはられています。
このジーンズが誕生した経緯を知った時、
この映画の社会的なメッセージが編み込まれている事を知らされます。
昨今、安く良い商品が手に入る中で、その末端では懸命に働く人達がいて、自分たちが普段使っている、ファストファッションも、色々な人の“血と肉”の結晶で、手に届いているんだと“B級”ながら考えさせる映画でした。