いい映画を観た
深い満足感のある作品。
美しく不思議なファンタジー。
心が洗われる映像でした。
上手く行かない·····
現代の東京で生きる青年が戦時中と行き来する。
東京オリンピック関連の工事現場で働く漫画家志望の主人公が骨を掘り出した所から不思議な世界へ。
2つの世界と出会った家族達との関わり。
主人公の純粋さを笠松将が美しく演じている。
この繊細な演技はこの人ならでは。
失ってしまったものは本当はあるんじゃないか、の象徴をニホンオオカミに例えた監督の狙い。
火薬
美しい花火
人を殺すものにもなりうる。
監督からのメッセージが強い。
ラストは「わぁ!」ときます。
鳥肌が立ちそう。
こういう素敵な意外性の驚きは作品からのプレゼント。
この余韻は素晴らしい。
「本当に美しいものはそのままで美しく映るタイミングで。」
自然が本当に美しく撮影された映像は必見です。
観て良かった
~~~上映後~~~
金子雅和監督
長編は二作目。
過去に戻って戦中に行くという構想は戦争が気になっていたから。
過去にあった風景が掘り起こされてまた埋められていく。
問題意識、そこをテーマにしたかった。
笠松将さんは今風の人。
演っているうちに主人公の気持ちが分かって言った
矢田部吉彦さん
オリンピックの暴走は戦争と繋がった。
この作品は空襲と鎮魂が描かれている。