このレビューはネタバレを含みます
【好きなセリフ】
クヴェン「“ブラピとケイジがヤって生まれたヤバい2世”」
銀行員のセバスティアン（マティアス・シュヴァイクホファー）は銀行での退屈な日々を送りながらも金庫破りの才能を鍛えながらYouTubeにワーグナーが制作した金庫について投稿していた。誰もその動画を見てはいなかったが、突然コメント欄に腕試ししないか？とコメントが入る。金庫破りの腕を競う集まりに参加させられたセバスティアンは見事に勝ち進み、その腕を見込まれクヴェン（ナタリー・エマニュエル）にスカウトされる。クヴェンは仲間と共にワーグナーの伝説的金庫「ニーベルングの指環」すべてを破る強盗に挑む。セバスティアンとクヴェンは誰にも破れないとされた金庫をすべて開けることができるのか。
2021年5月に配信された「アーミー・オブ・ザ・デッド」の前日譚。ラスベガスのカジノに保管されている金庫「神々の黄昏」を開けるために雇われたディーターがなぜ「神々の黄昏」に固執したのか、そしてなぜ金庫破りのプロになったのかが判明する。
「アーミー・オブ・ザ・デッド」では大量に出てきたゾンビはアメリカの出来事としてテレビに報道される程度の登場で、今作と関連性があるのは「神々の黄昏」のみ。
どちらかというと「ベイビードライバー」のようなスタイリッシュ強盗アクションがメインの別映画という感じ。
個人的には「アーミー・オブ・ザ・デッド」のポップさを残しつつ、それよりもしっかりとしたテーマ・ストーリーがあってこの話の方が好きだった。
正直ディーターの前日弾より前作で金庫の中に逃げ込んだその後の方が気になってる…
