アーミー・オブ・シーブズのキラウエアのネタバレレビュー・内容・結末

アーミーオブザデットの前日譚を描いた作品だが全く違うテイストな上、『アメリカでゾンビ感染が広がってるらしいぜ』って対岸の火事的な触れ方なので同じ世界線には見えない。監督は違えどもう少し同じ物語なのだと分かりやすく演出して欲しかった。

しかし何ですなぁ…主演をやったマティアス・シュヴァ。主役やって監督やってキスシーンって…どう言う経緯でそうなったのか知らないけど、なかなかにお寒いですなぁ。監督やって出演するならタランティーノ位の番手が限界じゃないかな？気持ち悪い。
その上38歳の時にあの役であの芝居って…ありゃ30前半迄の役者がやるポジションでしょ？…痛々しい…。

内容も薄っぺらい物をベタなシーンと大袈裟な演出でそれらしく作っただけなので感情移入出来ず、感動シーンも薄ら寒く見た。

言いたい事は山の様にあるが最後の金庫…あんな山道で車に揺られながら開けれるなんて一番簡単な金庫だったんじゃない？まぁド派手なシーンにしたかっただけの演出なんでしょうけど。後金庫って所有者は勿論使ってるんだから開閉出来ますわね？だったら移送する金庫の中身他の金庫に移し替えません？何で入れたまんまなの？
ラストシーンも『次会う時は神々の黄昏の前で』ってモノローグで言うてたのに、金庫開けて欲しいって依頼が来て承諾するって…何かもう何がしたいねんって感じやった。

映像やカット割りは悪くはなかったけど内容は3流だった。

ゲーム・オブ・スローンズのミスサンデーは綺麗だった。