のりまき

私を信じて -リサ・マクヴェイの誘拐-ののりまきのレビュー・感想・評価

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19歳のリサは訳あってマイアミの祖母の家に住んでいる。ドーナツショップで深夜まで働き、夜はベッドに入ってくる男にレイプされている。離れて住む妹は心配してくれるけれど、母親は無関心。絶望的な毎日。そんなある夜、リサは車に引きずり込まれレイプされ、そのまま拉致されてしまう。

これが実話だと言うので鳥肌が立つが、描き方がシビアで見るのをやめようかと思うくらいつらい。ただ、数多ある女性を拉致監禁する妄想映画のようなファンタジーが入っていないのが救い。

ケイティ・ダグラスは撮影当時まだ10代だったが確かな演技力で、極限の状態でも希望を捨てない少女を演じている。さすが子役上がり。しかも可愛い。かなり小柄で、男性陣と並ぶと身長差がとんでもない。
ボビー・ジョー・ロングを演じるのはロシフ・サザーランド、キーファーのハーフブラザー。

カナダの賞をいくつも獲ったらしいが納得の作品。
娘の送り迎えをしようと心に誓う。
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